Moraine Lake Lodge

世界でもトップクラスで美しいと称されるモレーン湖、その脇にあるMoraine lake lodgeです。巨大な丸太の柱と梁で建物の主要な構造が構成されています。接合金物がL字型のプレートになっているからでしょうか、内部空間を構成しやすいように梁には集成材が多用されていました。モレーン湖と周囲の自然の景観の美しさを損なわないよう、樹皮を剥いだままの丸太を使用し、彩度を落とした自然色の外壁や、基礎を覆う石積みの土台がデザインになっています。建物3階分の高さで構造体としても十分な大きさの丸太を通し柱にしているのが印象的で、見ていて安心感を与えてくれます。このロッジと背後にある宿泊棟へ向かうアプローチの樹木や岩は自然のまま残して活用されており、展望所になっている小山を登って眺めた際にはモレーン湖と周囲の木々の景観を邪魔せず、建築が佇むように造園されていることに気づかされます。モレーン湖の手元にはひび割れた灰色の巨大な流木がたくさん流れ着いていました。子供たちがここで流木を飛んで渡りながら遊んでいる様子を見ていると、これらの流木は処分する必要のない程、その場にあるべきオブジェのような存在に思えてきました。


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